2012年8月1日水曜日

■高卒認定をめざすストプロ


 一般社団法人ストリート・プロジェクト(略称ストプロ)は、無料で受講できる「高認まなび舎」を法人設立前の2009年から提供してきました。


 高認とは「高等学校卒業程度認定試験」(旧・大学入学資格検定。略称、高認)の略で、中卒や高校中退者が専門学校や大学など自分の進路を切り拓いていくために必要な学力を認定するものです。



 高認に合格すれば、社会に出ていく自信につながったり、進路の選択肢が増え、人生のチャンスが広がります。

 たとえば、看護の専門学校に入学して職業技術を身につければ、正看護師として働いて生計を立てられるという具体的な希望につながっていけるのです。

しかし、こうした非営利活動では、毎日の活動のための事務所の賃貸料や、交通費や飲食費、支援の対象となる若者を集めるイベントを行う際の広報チラシ代などの経費が必要となります。

 いかに社会的に意義のある活動だとしても、スタッフの時間・労力・体力・資金が無くなってしまう一方では、活動を続けられなくなり、社会的弱者を放置してしまうことにつながりかねません。

 活動を続ければ続けるほどかかってしまう経費をスタッフの自腹でまかなっていてはは長続きできません。そこで共感いただいた方々から無理のない寄付をいただければこそ活動は続けられるのです。

 そこでストプロでは、当団体の有料会員を募るだけでなく、古本や不要のCD・DVD・ゲームソフト・ゲーム機を皆さまから寄付していただき、それを古書店さんに買い取っていただいた金額を寄付金として、活動経費に充当させたいと考えました。

 それが、「ストプロ★寄付本プロジェクト」なのです。